コラム

ホームページに動画を入れるメリット

企業サイトの新規立ち上げやリニューアルの際、PR動画を埋め込むケースが増えています。企業のホームページに動画を入れる主なメリットは以下のとおりです。

• 情報をわかりやすく伝えられる
• 拡散性が高い
• SEO対策になる

同じ情報でも、動画を使うと文字よりもわかりやすく伝わります。一度に盛り込める情報量も動画が圧倒的に多いため、商品の特徴、使い方、メリットなど、まとまった情報を伝えるのにおすすめです。

SNSのシェア機能と連動させることで、拡散性も向上します。1本の動画がたくさんの人に拡散されれば商品やサービスの認知度が高まり、動画のコスパ向上にもつながるでしょう。

また、動画を掲載することで有意義な情報だと判断されるのはもちろん、動画閲覧により長時間の滞在が期待できる、動画検索からのアクセスが見込めることから、ホームページのSEO評価が高まります。

ホームページに動画を入れるポイント

多くのユーザーが訪れるページに入れる

ユーザーの訪問率が高いページは、トップページ、企業紹介ページ、製品・商品紹介ページが挙げられます。これらのページに動画を配置することで閲覧率が高まり、拡散性も向上します。動画をページ内の上部に配置することでより見やすくなり、閲覧率を高めることが可能です。

動画はできるだけ短くする

一般的に、動画の尺が5分以上になると視聴離脱率が上がるため、伝えたい情報を5分以内にまとめることが大切です。動画の冒頭5秒以内で視聴者を惹きつけるようなインパクトを与えられると、飽きずに見てもらえる可能性が高まります。

読み込み速度に注意する

動画のデータが重く、読み込み速度が遅いとユーザーがサイトを開く際にストレスを感じてしまいます。スマートフォンの場合、PCよりも動画の読み込みが遅く、ネット環境によっては読み込めない場合もありますので、注意が必要です。ユーザーが動画を読み込まず、離脱率が高まるとサイトのSEO評価が下がる可能性もあります。

動画は1つのページに1本にする、読み込み速度を上げるアドインを利用するなどの工夫によりユーザーの離脱を防ぐことが大切です。

コンセプトに合わせて予算を決める

ホームページに動画を入れるにあたり大切なのが、動画のコンセプトです。

動画のコンセプトは基本的に、誰に見せるのか（Who）、何のために見せるのか（Why）の2点によって決まります。

例えば、自社についてあまり知らない層に会社概要や雰囲気を伝えたい、リピーター層に今後の製品・商品開発を知ってもらいたいなど、目的とターゲットをしっかり固めることで動画の方向性が定まり、メッセージに一貫性が生まれます。

コンセプトが固まれば、全体の費用が決まります。インタビュー動画、イメージ動画、ストーリー動画など、動画のパターンでおおよその費用が変わります。基本相場は5～200万円とばらつきがありますので、注意してください。ただし、予算をかければ動画のクオリティは上がりますが、必ずしもユーザーに評価されるとは限りません。

企画や構成の段階で社風やコンセプトに沿ったPR動画を制作することでメッセージが伝わりやすくなり、企業ブランディングにもつながります。